雇用
被用者が労働に従事すること、使用者がその報酬を与えることを約する契約のこと。民法で、典型契約として定められる。合意により成立し、双方が義務を負い、対価を伴う諾成・有償・双務契約である。
労働法上の雇用とは、事業主の支配下において労働者が労働を提供し、その労働の対価として賃金、給料、その他これに準ずる支払いを受ける関係である。労働契約ともいい、使用者と労働者の間に、事実上このような関係があれば雇用関係が認められ、労働者は労働基準法や労働契約法等による保護の対象となる。
民法で雇用契約のほかに典型契約として定められる請負契約、委任契約等で行われる契約が、労働法上の雇用であるか否かが問題になることがある。その仕事への諾否の自由、業務遂行上の指揮監督などの実態から判断され、被用者に使用従属性が認められる場合には、契約の形式を問わず、労働契約に該当することになる。
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