時間外労働
労働基準法で定められる、法定労働時間を超える労働のこと。また、使用者と労働者により、労働協約、就業規則で定められる所定労働時間を超える労働時間を指すこともある。一般的に、残業、超過勤務などともいう。
労働基準法では、原則として、1日8時間、1週40時間を法定労働時間とし、この時間を超えて労働させてならないとしている。ただし、災害等による臨時の必要がある場合や、使用者と労働者間で「三六協定」を結んでいる場合には、法定労働時間を超えて時間外労働をさせることができる。ただし、時間外労働には、1週間で15時間、1か月で45時間、1年間で360時間等の制限がある。
法定労働時間を超える時間外労働をさせた場合、使用者は、通常の労働時間の賃金の2割5分以上の割増賃金を支払わなければならない。所定労働時間が法定労働時間を超えない場合、法定労働時間に達するまでは割増賃金の支払い義務はない。
時間外労働関連ページ
- 労働組合
- 労働審判
- 労働者
- 労働三権
- 労働契約法
- 労働協約
- 労働基準法
- 労働委員会
- 割増賃金
- ロックアウト
- フレックスタイム制
- 手待時間
- 懲戒処分
- 通勤災害
- 定年制
- 年休
- 不当労働行為
- 変形労働時間制
- 法定労働時間
- 有期労働契約
- ストライキ
- セクハラ(セクシャルハラスメント)
- パワハラ(パワーハラスメント)
- ユニオンシップ
- 就業規則
- 所定労働時間
- 争議行為
- 短時間労働者
- 団結権
- 団体交渉
- サービス残業
- 黄犬契約
- 偽装請負
- 休憩時間
- 休職
- 最低賃金
- 裁量労働制
- 三六協定
- 男女雇用機会均等法
- あっせん
- チェック・オフ
- ワーク・ライフ・バランス
- 安全配慮義務
- 育児・介護休業法
- 解雇
- 解雇予告
- 業務災害
- 雇用
- 春闘
